上達しない人は、動ける場所を自分で封鎖している
まず最初に伝えたいのは、手や足って「力を入れる場所」というより「細かく動ける場所」だということです。
手のひらには27個、足の裏には26個の骨があります。
これだけ骨が多いということは、それだけ細かい動きができるようにできているということです。
ところが、ゴルフになるとここを一気に固める人が多い。
グリップをギュッと握る。
足裏をギュッと踏ん張る。
一見、安定しそうに見えます。
でも実際は逆です。
細かく動ける場所を固めるということは、細かい調整や連動の余白を自分で消しているのと同じです。
だから、やりたい動きがあっても出てこない。
シャローに入れたい、地面反力を使いたい、もっとスムーズに回りたい。
そう思っても、入り口で封鎖していたらできるわけがないんです。
僕はこれ、すごくもったいないと思っています。
練習しても上手くならない人って、足りないものを増やす前に、まず自分で止めている場所を外したほうが早いことが多い。
脱力ゴルフって、何もせずダラッとすることじゃありません。
本来動けるところを、ちゃんと動ける状態に戻すことです。
手のひら27個を解放すると、身体の引っかかりが減る
手から見ていきます。
グリップを強く握ったままバックスイングすると、前腕、肘、肩、腰までどこか引っかかった感じが出やすいです。
これは手だけの問題じゃありません。
手のひら27個の骨を固めたことで、その先まで力みが伝わっているんです。
逆に、手のひらをふにゃふにゃにしてみる。
骨と骨の間が全部バラバラに動けるイメージで、グリップも3割くらいの力にしてみる。
そうすると、さっきまで引っかかっていた場所が少し減る人が多いはずです。
ここで大事なのは、何か特別なスイング技術を足していないことです。
ただ手を握りすぎないだけ。
それだけで身体の通り道が変わる。
つまり、上達の邪魔をしていたのは技術不足じゃなくて、末端の固めすぎやったりするんです。
スイング 変わらない人ほど、手先で何とかしようとします。
でも本当は逆で、手先を固めないほうが、仙骨から背骨、そしてその先へと力が流れやすくなる。
骨の順番を通したいなら、まず手の自由を残しておくことが大事です。
足の裏26個が固まると、膝も股関節もロックされる
次に足です。
足の裏も26個の骨があります。
ここを踏ん張りすぎると、何が起きるか。
まず膝がロックされやすくなります。
その次に股関節も固まりやすい。
結果として、腰やお尻まで余計な力が入りやすくなる。
動画の中でも、つま先下がりなどで足裏をギュッと踏ん張ったままバックスイングすると、ももの外、お尻、腰、前ももまで全体が力むという話がありました。
ほんまにその通りです。
足裏を固めると、地面を使えるようになるどころか、逆に地面からの反力を受け取りにくくなることがあります。
なぜなら、もう自分でロックしてしまっているからです。
反対に、足の裏26個をバラバラにしておくイメージを持つ。
足指も足裏もふわっと自由で、でも抜けすぎず、骨がそれぞれ働ける感じ。
この状態だと、膝も股関節も余計に固まりにくい。
すると、身体は自然に回りやすくなります。
身体に優しいスイングって、無理に頑張らなくても動けることです。
足裏を固めないことは、その土台になります。
僕は、70台の人と100の人の違いって、派手な技術の差より、こういう見えにくい「余白の差」やと思っています。
手と足が自由な人は、その上の骨も順番に動きやすい。
だから再現性アップしやすいし、無理が少ない。
逆に、手足を固める人は、いつもどこかで頑張り直すことになる。
もし今、
力を抜くと飛ばない気がする
いろいろ試してるのに変わらない
スイングがわからなくなった
100切り できない
そんな状態なら、まずは手と足を見直してみてください。
手の27個を握りつぶしていないか。
足の26個を踏み潰していないか。
ここを外すだけで、身体の動きはかなり変わります。
ゴルフ関節調律では、こういう末端の使い方から全身の連動まで、感覚だけでなく骨の使い方として整理しています。
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