トップ安定は頸椎7番で決まる

トップが安定しない人ほど、感覚で止めようとしている

トップが安定しない人に多いのは、「ここまで上げる」という感覚で位置を覚えていることです。

たとえば、
肩がここまで入った感じ
腕がこの辺まで来た感じ
背中の張りがこのくらい

こういう覚え方です。
もちろん感覚が悪いわけじゃないです。
でも感覚って、その日の身体の状態にかなり左右されます。

疲れてる日
朝イチ
ラウンド後半
緊張してる時
少し身体が重い時

こういう日は、同じように上げたつもりでも位置が変わりやすい。
だから「昨日はできたのに今日は違う」が起こります。

ここで大事なのは、トップを曖昧な感覚で止めるんじゃなくて、どこまで回旋が伝わったらいいのかを骨で決めることです。

トップがズレるのは、再現性がないからです。
再現性アップしたいなら、基準をぼんやりした感覚に置かないほうがいい。
僕はそう思っています。

基準は頸椎7番。けど始まりは仙骨です

頸椎7番というのは、首のいちばん下にある出っ張った骨です。
襟元あたりを触ると、ボコッと触れる骨があります。
そこが目印になります。

でもここで大事なのは、頸椎7番だけ見ればいいわけじゃないことです。
ゴルフの動きは、そこだけ単独で作られるわけじゃないからです。

始まりはあくまで仙骨です。
お尻の割れ目あたりにある、骨盤のど真ん中の骨。
ここが身体の中心です。

ゴルフ関節調律では、
仙骨→腰椎→胸椎→頸椎→肋骨→胸骨→鎖骨→肩甲骨→肩→肘→手
この骨の順番で力が伝わることを大事にしています。

今回のトップの話でいうと、
仙骨からくるくると回旋が始まり、
背骨を順番に上がっていって、
その回旋が頸椎7番まで届いたところが、
トップの基準になるということです。

これがすごく大事です。

トップを腕の高さで覚えると、上半身だけで帳尻を合わせやすい。
でも仙骨から頸椎7番までの流れで覚えると、動き全体がつながります。
つまり、トップだけ整って見える形じゃなくて、次につながるトップになるんです。

ここが、ただの見た目の修正と、骨からスイングを変える考え方の違いです。

トップは「そこまで回ったか」で確認すると安定する

じゃあ実際どう考えるか。

ポイントは、頸椎7番まで回旋が届いたかを確認することです。
首の下の頸椎7番を軽く触って、反対の手で仙骨を触る。
そして、仙骨から下から順番に回って、その流れが頸椎7番まで来たところでトップを作る。

この時に大事なのは、首から先を無理に回すことではありません。
動画にもあったように、それより上はボールを見る役割が残ります。
あくまで、仙骨から始まった回旋が頸椎7番まで届くこと。
そこが目安です。

この考え方のいいところは、毎回確認できることです。
感覚って曖昧ですが、骨の位置は触れます。
触って確かめられる。
だからブレにくい。

僕はよく、形を感覚だけで覚えるのは難しいと伝えます。
特にトップみたいな一瞬の位置はなおさらです。
だからこそ、骨で覚える。
それが身体に優しいスイングにもつながります。

無理に大きく上げなくてもいい。
頑張って固めなくてもいい。
仙骨から順番に回って、頸椎7番まで届けばいい。
この基準ができるだけで、トップの迷子状態はかなり減ります。

スイング 変わらない人の中には、動きそのものより「基準がない」ことが問題になっている人も多いです。
トップが安定しないと、そのあとの切り返しも毎回変わります。
逆にトップが安定すると、そこから先の流れも整いやすい。

だから僕は、トップの安定をただの形の話ではなく、順番と基準の話として見ています。

もし今、
トップの位置が毎回違う
感覚で合わせようとして迷う
練習しても上手くならない
何を信じたらいいか分からない

そんな状態なら、一度「どこまで回すか」を骨で決めてみてください。
仙骨から始まって、頸椎7番まで届く。
この一本の基準があるだけで、かなり変わります。

ゴルフ関節調律では、こういう身体の使い方を感覚論だけじゃなく、触って分かる形で整理しています。
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