首の違和感は、日常とゴルフの両方が絡んでいることが多い
まず最初に伝えたいのは、首の違和感って「日常のせい」か「ゴルフのせい」か、どっちか一方だけで起きているとは限らないということです。
日常の姿勢や睡眠の質が首に影響していることもあるし、逆にスイングの使い方が悪くて、首に負担がたまっていることもある。
この2つは分かれているようで、実はつながっていることが多いです。
動画の中でも、首が回りづらい人が、日常でも違和感があって、睡眠中にも何度か目が覚めるという話が出ていました。
これ、すごくリアルです。
僕も、首が気になる人を見る時は、スイングだけ見ません。
普段どっちに回りづらいか。
眠りは浅くないか。
力が無意識に入っていないか。
そういうところも一緒に見ます。
なぜなら、首って常に使っている場所やからです。
日常でずっと緊張していたら、ゴルフの時だけ急にうまく使えるようにはなりません。
スイング 変わらない人の中には、技術の問題じゃなくて、ずっと首がブレーキ役をしている人もいます。
だからこそ、まず首が今どうなってるかを知ることが大事です。
首の一番上は「リング構造」。ここがスムーズに動くと全体が変わる
ここで見たいのが、頸椎の一番上です。
首は7個の骨でできています。
でもこの7個が全部同じように回るわけではありません。
特に一番上は、構造がかなり特徴的です。
動画では、一番上の骨がリングみたいな形をしていて、その下の骨の突起に刺さるようにしてくるくる回る、という説明がありました。
このイメージ、めちゃくちゃ分かりやすいです。
つまり、首を回す時に本当に大事なのは、下の方を無理にひねることじゃなくて、この一番上のリングがスルスル動けることなんです。
場所でいうと、鼻の真後ろ、耳の穴のすぐ奥あたり。
ここが一番上の頸椎の感覚に近い。
首が回りづらい人って、ここを使わずにもっと下で頑張って回そうとすることが多いです。
そうすると、首の筋肉に力が入りやすいし、動きも引っかかりやすい。
結果として、日常でもゴルフでも「なんか重い」「なんか詰まる」になりやすいんです。
一方で、この一番上のリングがスルンと動き出すと、首全体の回旋が変わりやすい。
無理に大きく回さなくてもいい。
15度から20度くらいの小さい範囲で、呼吸を止めず、歯を少し離して、力ゼロで動かす。
これだけでも変わる人はかなりいます。
僕はここ、すごく大事やと思っています。
大きく動かすことより、正しい場所で小さくスムーズに動くこと。
これが身体に優しいスイングの土台にもなります。
首がスムーズに回ると、仙骨からの回旋が最後まで通りやすくなる
じゃあ、なぜ首の動きがゴルフに関係するのか。
それは、仙骨から始まった回旋が最後に抜ける場所だからです。
僕はいつも、スイングは仙骨から始まると伝えています。
仙骨から腰椎、胸椎、頸椎へと順番に回旋が伝わる。
ところが、首の上でブレーキがかかると、下からは来てるのに最後だけ抜けない。
その状態になるとどうなるか。
身体で回り切れない分、最後は手で「おりゃ」と振るしかなくなる。
結果、軸がブレるし、目線も暴れやすいし、再現性も落ちます。
逆に、一番上の頸椎のリングがスルンと動くようになると、回旋の抜けが良くなります。
すると、踏み上げた時の目線もぶれにくくなる。
動画の中でも、実際に首が回るようになったあと、「目線がぶれなくなった」と言っていました。
これ、まさにそうです。
ゴルフで首を固める人は多いです。
頭を残そう、軸を保とうとするほど、首に力が入る。
でも僕は、固定することより、正しい場所でスムーズに動けることのほうが大事やと思っています。
脱力ゴルフって、力を抜くことが目的じゃありません。
順番に通ってきた力を、最後まで止めずに流せることです。
首はその終点のひとつです。
もし今、
首が重い
右に回りづらい
スイングで目線がぶれる
ゴルフのあと首がつらい
練習しても上手くならない
そんな感覚があるなら、首の下を頑張る前に、一番上のリングを意識してみてください。
鼻の真後ろ、耳の奥。
そこがスルンと動くか。
ここが変わると、首だけじゃなくスイング全体が変わりやすいです。
ゴルフ関節調律では、こういう首の違和感や軸の悩みも、感覚だけじゃなく骨の使い方として整理しています。
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